ビジネスエリートになるための 教養としての投資 [ 奥野 一成 ] 【書評】

書評

こんにちは
にちようびブログのりょうです。

「投資」を知らなければ、あなたは一生「奴隷」のままだ。

いきなりドンと圧倒されてしまいましたが。
今回、ビジネスエリートになるための 教養としての投資を読ませていただき
私なりの解説をしたいと思います。

どんな人におススメ?

  • 令和を生きるすべてのビジネスパーソンに。
  • 本当の投資の意味を知らない人に。(投資と投機の違い)
  • 構造的に強靭な企業の条件を知らない人に
Amazon.co.jp: ビジネスエリートになるための 教養としての投資 eBook: 奥野 一成: Kindleストア
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初めに

現役の著名ファンドマネージャーが書いた本ということで
銘柄選択のテクニック等が書かれた本だと思い読ませていただきましたが
良い意味で裏切られました。

本書は「投資家の思想」を持つことでビジネスや人生にとって大きなプラスが得られるという、
「生き方」の話。

広い意味で「投資」をテーマとした自己啓発的な側面もありました。

それでは紹介させていただきます。

人生100年時代、「老後に2000万円が必要」と言われて多くの人が絶望的な気持ちになっている。しかしはたしてそうだろうか? それはろくに「投資」を学ばず、お金を銀行に預けっぱなしにしてきたからではないだろうか。

日本人は投資を知らなさすぎる。投資と投機は違う。投資は危険なものではないし、いかがわしいものでもない。資本主義の健全な形態である。投資が盛んになり、優良企業にお金が集まるようになれば、日本の景気もよくなるはずだ。

農林中金バリューインベストメンツで抜群の実績を上げるCIOが、本来の投資のあり方とその哲学、長期投資のコツ、優良企業の見極め方などを、歴史的な背景や実例を交えながらわかりやすく解説する。

【目次】

1時限目 投資家の思想が人生を成功に導く/2時限目 私の投資家人生/3時限目 日本人はなぜ投資が苦手なのか?/4時限目 「投資」と「投機」は違う/5時限目 売らない株を買えばいい/6時限目 ファンドマネジャー流株式投資で成功するコツ/補講 資産形成で失敗しないために

【著者情報】

奥野一成(オクノカズシゲ)

農林中金バリューインベストメンツ株式会社常務取締役兼最高投資責任者(CIO)。京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。1992年日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2007年より「長期厳選投資ファンド」の運用を始める。2014年から現職。日本における長期厳選投資のパイオニアであり、バフェット流の投資を行う数少ないファンドマネージャー。機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開している

ビジネスエリートになるための 教養としての投資より引用

「投資」と「投機」について

本書では「投資」と「投機」を明確に区別して書かれています。

「投機」とはチャートとにらめっこして売り買いを繰り返しギャンブルと変わらない
「投資」とはもっと大局的でビジネスの本質に関わるものであると定義してます。

「投資」とは「投機」の対極にあるビジネスの本質に関わることで、自分より優秀で稼いでくれそうな自分以外の仕組みにお金の一部を投じることを指しています。

労働者1.0と労働者2.0

「投資」をする投資家(お金を出して他の人を働かせる)の対極に存在しているのが「他人に働かされている状態」である労働者1.0だと述べています。

労働者1.0からいきなり資本家になるのは難しいので、まずは「自分が働いている状態」である労働者2.0へマインドセットを移行するべきなのだと。

労働者2.0になれれば主体性をもって働けるために、自分が属しているコミュニティの枠を超えて広い世界に目が向くようになり、自然と資産形成に「投資」を組み込むようになるのだそうです。

投資すべき企業

筆者の投資判断基準は、永続的に利益を生み出す事業モデルを持っているかが大切で
永続的に利益を生み出す事業モデルとは、次の3つの要素をもつ「構造的に強靭な企業」だと述べています。

構造的に強靭な企業とは

  • 高い付加価値 会社の存在意義が明確であること
  • 高い参入障壁 今の時点で新規参入した企業では敵わないほどの圧倒的な優位性
  • 長期潮流 人口動態や社会保険料の増加などの普遍的で不可逆的な事実

まとめ

著者は労働者2.0になるために徹底的に自己投資しましょう述べています。
また、投資は自らのビジネスパーソンとしての成長に良い影響を与えるそうです。

本書を読んで「投資」とは何なのかがわかっただけではなく、
自分に対する投資やキャリアについて見直す良い機会となりました。

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